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PCBを所有している業者の方は要チェック!PCBによる環境や人体への影響について

PCBを所有している業者の方は要チェック!PCBによる環境や人体への影響について

PCB(ポリ塩化ビフェニル)は化学的に優れた性質を多く有しており、使い勝手が良いことから工業製品として広く使用されてきました。しかし、環境や人体に対し悪影響があるとして、現在は世界各国で製造中止となっています。PCBの危険性が注目されるきっかけとなった出来事として、日本で発生したカネミ油症事件が挙げられます。

これは、PCBが混入した油を口にした多くの人が被害を受けた事件であり、今もなお被害の全貌は正確に把握されていないと言われています。ここでは、PCBが持つ毒性が環境や人体に対しどのような影響を与えるのか、具体的に解説いたします。

PCBによる環境への影響

PCBによる環境への影響

PCBは生体に一度取り込まれると、体内では分解されずに残ってしまうという特徴があります。したがってPCBは体内に残存したまま食物連鎖のなかで移動し続けてしまい、食物連鎖の上位にある人間や肉食動物ほどPCBの影響を受けてしまいます。

また、PCBは大気や食事、さらには水などを通じて世界中に広がっており、多くの野生動物も汚染されているということがわかっています。PCBは簡単には分解されるものではないため、汚染された環境が改善されるまで長い年月を要してしまいます。

したがって、早期のPCBの流出阻止と廃棄などの対処が世界各国で急がれています。

PCBによる人体への影響

PCBによる人体への影響

人間が大量のPCBを摂取してしまった場合、発疹などの症状の他にも、色素沈着や肝機能障害、免疫機能の低下などが起こることがあります。

また、発がん性の疑いがあるとされていることや、慢性的な蓄積による影響として、神経系や免疫系への影響から肺炎やウイルス性の病気にかかりやすくなることが懸念されています。さらに、PCBの体内への蓄積による胎児への影響も知っておく必要があります。

PCBなどの有害物質は人のへその緒に残留するとされています。したがって、仮に母親の体内にPCBが蓄積されると、へその緒を通じて胎児へも影響を及ぼしてしまうのです。

このように、PCBが適正に廃棄されないことで自然へと流出し、食物連鎖を経て人体に取り込まれるという負の連鎖が起こります。

PCBによる被害が拡大しないよう、早急な取り組みが必要です。東京都港区にあるタカラ工業では、高濃度PCB汚染電気機器の廃棄にかかる作業をワンストップでご提案することが可能です。保管している高濃度PCB廃棄物の処理・廃棄を依頼できる業者をお探しの際は、ぜひタカラ工業をご利用ください。お客様の事情や状況に合わせた柔軟なご対応をさせていただきます。

PCBの廃棄をお考えならタカラ工業へ

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