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PCBが使われている機器や設備とは?

PCBが使われている機器や設備とは?

環境や人体へ悪影響を及ぼすとされるPCBは、どのようなところで使われているのでしょうか。

現在は新たな製造は禁止されており、国を挙げて早期の処理・廃棄が急がれています。しかし、PCBは過去には様々な用途で使用されてきました。PCBは工業製品として使用されることが多いのですが、生活のなかにどのような形で利用されているのか見てみましょう。都内でPCBの処理・廃棄をご検討されている方は、ぜひ参考としてお役立てください。

高圧トランス(変圧器)

高圧トランス(変圧器)

ビルや病院など多くの電気を使用する建物には、高圧の電気を受け取るキュービクルという設備が設置されている場合があります。電力会社から割安となる高圧電力を敷地内に引き込み、キュービクル内で実際に使う電圧へ変換して使用するわけですが、この変圧の機能を担っている機器が高圧トランスです。

トランスの内部に充填してある絶縁油には、PCBが含まれるものがあるため注意が必要です。

高圧コンデンサ(蓄電器)

高圧コンデンサ(蓄電器)

高圧コンデンサとは蓄電器の事で、キュービクルの内部にも設置されています。ビルや病院など多くの電気を使う建物では、コンデンサを利用し一時的に蓄電したり、電圧を調整したりします。

高圧コンデンサの内部に充填してある絶縁油にはPCBが含まれるものがあるため注意が必要です。他にも、冷暖房器・洗濯機・白黒テレビ・電子レンジなど家電用のコンデンサにもPCBが含まれていることがあります。

1953年から1972年に国内で製造された高圧トランスや高圧コンデンサのなかには、絶縁油にPCBが使用されているものがあることがわかっています。含有の有無は機器に取り付けられている銘板で確認できます。キュービクルを設置している建物のオーナー様は、一度確認しておくことをおすすめします。

安定器

昭和47年8月以前に製造された業務用や教室用の蛍光灯や、水銀灯などに内蔵してある安定器のなかにはPCBが含まれるものがあるため注意が必要です。ただし、家庭用の蛍光灯にはPCBが含まれる安定器は使用されていません。

その他の用途

他にもPCBが含まれている可能性があるものが数多くあります。例えば、化学工業・食品工業・合成樹脂工業などにおける加熱と冷却を目的とする熱媒体。高温用潤滑油・油圧オイル・真空ポンプ油などの潤滑油、ノンカーボン紙や電子式複写紙などにもPCBが含まれている可能性があります。

東京都港区にあるタカラ工業では、お客様が保管するPCB含有安定器などの調査から回収まで一貫してご提案することが可能です。PCBの処理・廃棄にかかる助成金の申請などの支援も行っていますので、助成金・補助金などを活用して処分費用を抑えたいという方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。

PCBの廃棄をお考えならタカラ工業へ

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